こんばんは!
身体機能評価に基づいたパーソナルトレーニングで機能的で美しい身体を手に入れる
【パーソナルトレーニングスタジオ 銀座TRUE】 (www.kaatsu-true.jp/)
トレーナーの今井です。
3月も終わりを迎えますが、この1か月間自粛等により、身体が動かせていないな~と感じる方がほとんどだと思われます。
そこで今回は、誰もが何処でも気軽にできるストレッチが身体に及ぼすメリットをお話しさせていただきます。
そもそもストレッチは身体の柔軟性を高めるor維持するor血流促進等の為に行われますが、逆に身体が硬い・関節が動かないというのはどのような状態のことを指すのでしょうか?
銀座TRUEでは、運動指導者・治療家・医療従事者向けセミナーでも必ず毎回お話しさせていただきますが、可動域制限の要因を下記の3つで分けて考えています。
①筋攣縮(きんれんしゅく)・・・筋が痙攣した状態のこと=血液循環不良も起こしている
②筋短縮・・・筋繊維を構成する基本単位である筋節が減少している=筋肉自体の長さが短くなってしまった
③筋膜の線維化・癒着
という訳で、単に身体が硬い・関節が動かないといっても、生理的機序や要因が異なります為(例:使いすぎor使わなすぎ等)、細かく評価すると部位によっても対処方法が変わってきます。
①の場合は、使いすぎ・負担がかかりすぎている箇所に起こります為、血流の循環を良くするようなことを行い、最終的には負担がかかり過ぎないような姿勢・動作の獲得を習得することが一番の改善方法になります。
②・③は、不動や運動不足、もしくは代償運動により伸張されていない箇所が存在すること等が原因の場合が多いです(①との複合もあります・・・)。

上図は、筋肉の最小単位になる筋節が横に並んでいる図ですが、筋短縮とはこの数自体が減少してしまうわけですから、筋肉が伸びにくくなるイメージも湧くと思われます。
ストレッチを行った直後は誰でも柔軟性が増しますが、これは血流が良くなったり神経が抑制されることで起きている現象になる為、短縮部位がある場合、筋節の数が増えないことには本当の意味での可動域拡大ということにはなりません。
例えば、↑のように座っている姿勢は股関節の前面(赤曲線の部分)がずっと短縮しています。このような状態で長時間不動でほとんど歩かないでいますと(歩くという動作が股関節前面のストレッチになる)、筋節が減少して股関節の前面が伸びにくくなり、下肢が後ろに伸びない(股関節の伸展制限)歩き方↓に変化していくなんてことが起きる可能性も想像できます。
1カ所でも短縮部位があることで姿勢・動作が崩れていき、局所に負担がかかる筋攣縮部位が作られてしまうことにも繋がり、痛み・違和感・浮腫み・膨張等、精神にも見た目にもよろしくない状態が作られていくことになります。
ここまでお話しすると想像がつくと思われますが(笑)、想像通り、一度短縮してしまった筋長を取り戻すのに、ストレッチによる筋腱移行部への刺激が筋節の増加をもたらすという素晴らしい生理的機序が存在します。→筋短縮を予防するために毎日ストレッチを欠かさず行うという解釈でも良いかと思われます(残念ながら全身どの部位も短縮していないという方はそれほど多くありません、、、)🎶
毎日、全身隈なくストレッチされることがベストですが、それほど時間を確保できないという方には、股関節・足関節のストレッチが特におススメです!
是非、毎日の習慣にしていただきますと幸いです⤴
今井
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今井 宏(銀座TRUE代表、NSCA-CSCS/CPT、SKLZ JAPANパフォーマンススペシャリスト、日本アスレティック医科学協会認定HOPSマスタートレーナー、10年連続120本以上/月セッション実施)
菅原 利之(銀座TRUE/パーソナルトレーナー、大手フィットネスクラブ/パーソナルトレーナー、FUJII PERSONAL GYM/テクニカルアドバイザー、株式会社Feel&Release/取締役副社長、パーキンソン病友の会/コンディショニングトレーナー、Body Conditioning & Relax TOBIRA/テクニカルアドバイザー)
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