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2017年11月10日 (金)

足の背屈制限②

こんにちは!

身体機能評価に基づいたパーソナルトレーニングで機能的で美しい身体を手に入れる 
「パーソナルトレーニングスタジオ 銀座TRUE」 (www.kaatsu-true.jp/)
 トレーナーの細田聡一郎(ほそだそういちろう)です。

今回のブログでは、前回の【足の背屈制限】の続きとして【背屈制限の原因】についてご説明致します。

背屈制限がある場合、いつもブログにてご説明させて頂いていますが、何故制限されているかを評価することになります。

背屈制限があるからふくらはぎのストレッチをする、といった流れは間違いではないですが
、ふくらはぎの具体的にどの筋肉が硬いのかによってストレッチのやり方は変わってきますし、単純に筋肉が硬いだけの問題なのか、筋肉以外の軟部組織の問題なのか、筋肉間の滑走性の問題なのか、またそれらが原因で関節の動きが出ていないことが問題なのか等を考え,その原因に対して最適なアプローチをしていく方がより効果的かと思います。

背屈を骨の動きで見ると下の画像のようなります。

Win_20171107_17_11_19_pro_li_4_3



下の骨(距骨という骨)が上の骨(脛骨と腓骨で出来た屋根のようなスペース)にはまりこむような形となります。

この際に、下側の骨が後ろ側に滑っていく(上の画像の赤い矢印)という動きが出ることが重要となります。

この動きが出ているかどうかの確認法は下の画像をご参照ください。

Win_20171109_14_59_39_pro_2

背屈時に黄色のシールの距離が3cmほどまで近づいていればOKとなります。



この動きが制限される理由として①骨の入り込むスペースを塞いでしまっているものがある②骨の入り込むスペースが狭くなってしまっている③骨をスペースにうまく入れられない、といったことが考えらます。

順番に簡単に説明致します。


①骨の滑りこむスペースを塞いでしまっているものがある

この場合に考えられるのは屈筋支帯という筋膜様の組織や長母指屈筋などです。

この2つの位置は下の画像のあたりになります。

★長母指屈筋

Win_20171107_17_12_40_pro_li_2_3

★屈筋支帯

Win_20171107_17_11_19_pro_li_6



この2つの滑走性の低下や伸張性の低下は、背屈時に骨の滑り込むスペースを物理的に塞いでしまい背屈制限の原因となることがあります。


②骨の滑りこむスペースが狭くなってしまっている

背屈を行う際には、下側の骨が上側の骨にはまり込んでいきますが、上側の骨のスペースはその際に僅かに広がる動きが起きます。
この僅かな動きが出ないことによって骨の滑り込むスペースが狭いままとなり、背屈が制限される可能性があります。

この広がる動きが出ない原因として下腿骨間膜の緊張が考えられます。

★下腿骨間膜

Win_20171107_17_13_33_pro_li_2_3


★後脛骨筋

 

 

Win_20171107_17_13_33_pro_li_6_2

 

 


この下腿骨間膜には後脛骨筋が付着しており、その周囲にある長母指屈筋や長趾屈筋などの筋肉も含め、これら筋肉の伸張性の低下は下腿骨間膜の緊張を生み,背屈を制限してしまう
可能性が考えられます。


③骨をスペースに上手くいれられない。


この場合は単純に骨が滑る動き(背屈)自体が邪魔されている状態です。

筋肉をはじめ、皮膚・皮下脂肪など足関節の関節周りにある軟部組織の滑走性や伸張性の低下により、骨をスペースに滑り込ませることができない状態です。

足関節の後ろ側の滑走性や伸張性の低下だけでなく前側の組織が挟まれることによって制限される場合もあります。

アキレス腱を構成する腓腹筋・ヒラメ筋などの筋肉や、その付近の関節包・皮膚・靭帯・脂肪体などが関連すると思われます。

★足部内側の筋肉

Win_20171108_19_10_47_pro_3

★足部外側の筋肉

 

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★足関節前側にある組織

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★後ろ側にある組織

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原因を3つに分けて説明を致しましたが、背屈制限は1つの原因で起きているというよりも3つとも関連して起こっていることもありますし、1つの原因となっている原因(原因の原因)は様々である為、実際は一つ一つ調べながら原因を探っていくこととなります。

これらの改善にはエクササイズだけでは難しい場合も多い為、筋肉・皮膚・皮下脂肪などの組織間のリリースなどの手技やストレッチ等も織り交ぜながら行っていくことになります。

一例として、下の画像のようなアプローチを行っています。

 

Win_20171107_17_38_01_pro_2_3

 

Win_20171107_17_38_48_pro_3_2

 

Win_20171107_17_41_01_pro

 

リリース法については画像を見ても何をやっているのか伝わらないかと思います。(申し訳ありません)

より詳しく知りたいという方は定期的に行っている銀座TRUEのセミナーにご参加して頂ければと思います。

2回にわたり、足の背屈制限についてご説明させて頂きました。

背屈制限に対する原因としていろいろなケースがあることを感じて頂けたかと思います。

足の背屈という動きは身体の中のほんの一部の動きに過ぎませんが、歩く際には無くてはならない動きですし、身体は一つ一つが独立して動いているというものではなく、いろいろな関節が連動して動いているため、足の動きが出ないことにより、膝・股関節・腰・肩・頸などと影響が出ることもあります。

細かいところも診ながら、全体も診ていくようにしていきたいですね!


最後までお読み頂きありがとうございます。

それではまた次回まで。

細田

 

新規ご体験希望の方はコチラまで↓↓↓ご連絡を頂ければ幸いです。

~「銀座 TRUE」~ 

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※NSCA認定資格保有者(CSCS/NSCS-CPT);当セミナーは、 「資格更新のための継続教育活動(CEU)」となります。【0.3(A)】のCEUが取得できます。

【日時】 2017年11月26日 (日) 16:00~19:00

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今井 宏(銀座TRUE代表 NSCA-CSCS・CPT、SKLZ JAPANパフォーマンススペシャリスト、日本アスレティック医科学協会認定HOPSマスタートレーナー、8年連続110本~140本/月セッション実施)

【定員】 12名様

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【申込方法】 TEL:03-6226-2808   MAIL:
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今回は、膝関節(膝蓋大腿関節・大腿脛骨関節)のみで3時間のセミナー開催となります。

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又、O脚・X脚でも分かるように、荷重ストレスにより目に見えて変形しやすい箇所でもありますね。

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皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。

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