アルコールの影響
こんにちは。トレーナーの細田です。
まだまだ暑い日が続きますね
今日も銀座は暑いです
先日、TRUEの会員様から嬉しいご報告を頂きました
8月に行われたボディーボードの日本選手権で見事セミファイナルに進出したという報告です
TRUEでトレーニングを始められて1年半以上の方です。
この先もっと上を目指されるということですので少しでもお力になれるように私も頑張っていこうと思います。
さて、今回はアルコールが身体及ぼす影響についてお話し致します。
お酒が好きな方は沢山いらっしゃると思いますがお酒を飲むと顔が赤くなる方が多いと思います
文献によると東アジア人の40%の人は大体顔が赤くなるそうです。
アルコールは体内に入ると アルコール→アセトアルデヒド→酢酸 と分解され最終的に水とニ酸化炭素に分解され体外に排出されます。
お酒を飲んで顔が赤くなる人は遺伝子的にアセトアルデヒドを効率よく分解することができません。
顔が赤くなるのはこのアセトアルデヒドがヒスタミンという物質の放出を促し、血管が拡張することによるためです。
お酒を飲んでも赤くならない人はおそらくアセトアルデヒドを効率よく分解できる遺伝子をもっている人です。
効率よく分解できない人はお酒を飲んだ際の血中アセトアルデヒド濃度が効率よく分解できる人の20倍くらい高くなるそうです
このアセトアルデヒドが発ガン性物質であることは少し頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。
米国ガン研究財団と世界ガン研究基金の発表によればお酒の摂取量は男性ならビールは1日2杯(500ml)以下、女性は1杯以下が目安になるようです
だいぶ少ないですよね
次にアルコールの筋肉への影響についてですがアルコールが何となく筋肉に良くないイメージはお持ちかと思います。
実際アルコールを飲むと筋肉のタンパク合成は30~40%程度低下し、筋力は低下します。
この低下は24時間くらい継続するようです。
これを考えるとスポーツをする前日やトレーニング後は特にお酒は控えた方が良いですね
さて、簡単にアルコールが身体に与える影響についてお話ししましたがお酒が好きな方にとっては耳の痛い話だったと思います
すべてを確実に守る必要は無いかもしれませんがご自分の身体の中に入れるものがどういった作用を持っているのかを知っておくことは大事なことだと思います。
お酒を飲む際にはほんの少しご自分の身体について考えて頂ければと思います
それではまた次回まで。
細田
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